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愛犬りんどうとの日々
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犬社会のルール

2006.10.18 Wednesday | -

りんどうをよく連れて行く公園に遊びに行ったら、ノーリードのハウンド系の大型犬が走って近付いて来ました。どうやらりんどうと遊びたい様子。
遊ばせてみると、始めは追いかけっこだったのが、さすがにトラック競技用の足の速い犬種とは相手にならず徐々に追い回されておもちゃにされてしまう状態になってしまいました。りんどうが悲鳴をあげてお腹を見せだしたのにハウンドの方はお構いなし。マズイと思って止めようとしたのですが、向こうは飼い主の呼び戻しにも全く応じず一向に止まりません。挙句の果てには私のバッグの中から物をあさり咥えて走って逃げ出しました。

餌を片手になんとか犬を捕まえてこちらにやって来たその飼い主さん、私に謝ってはくれたものの、続けて「その犬まだ小さいでしょう、あんまり犬と遊んだ経験ないんでしょ?」とおっしゃる。
しかしそれはむしろ逆で、りんどうは生後5ヶ月までずっと犬の中で遊び、学んで育ち、犬のボディランゲージをしっかりマスターして我が家に来たのです。

彼はきっとこの公園で毎日のように犬を遊ばせてきたのでしょう。しかし、残念ながら彼の犬はりんどうの「もうやめて」というサインが理解できず、主人の呼び戻しの命令を聞くこともできませんでした。

犬同士のボディランゲージは人間の手で教えられるものではありません。日本では生後間もなく母犬から離されてショップへやってくる子犬が沢山います。そういう子は人間の家庭で1頭だけで飼われて育ったらそのような『犬社会でしか覚えられない知識』を得ることは難しいのでしょう。
私ももし、りんどうをもっと小さいうちに我が家に迎えていたら、絶対に今のような子には育てられなかったと思います。



まあ、何が言いたかったかと言うと、結局愚痴・・・なのですが(´Д`;)ヾ
その飼い主さんには自分の犬をきちんと目の届く範囲において、今回のような事態になったらきちんと叱るなり矯正させるなりして欲しかったと思います。
と同時に、遊び相手ができたと思ってりんどうを放してしまった私も重々反省するべきで、さらに今度は逆の立場にならぬよう気をつけなくてはいけないと改めて強く感じた出来事でした。
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